2015年 11月 25日
嬉しかったこと悲しかったこと
老人に関することなので興味のある方だけどうぞ。
自分のための記録として残しておきたかったので。
まず悲しかったことから。
夏前にボランティアで老婦人(といっても67歳だった)の
散歩の付き添いを頼まれ、何度かお供したZさん。
体調が悪くて、回復したらまた連絡しますね、と仰ってしばし。
私の休暇前に思い立った様に電話が有り、
少し入院していたのだがもう少し良くなったら
また散歩に付き合ってね、との旨。
休暇先のギリシャから絵ハガキでも送ろうかとふと思ってたのに
それっきりになっていたのですが。
ひと月ほど前、地域の会報でZさんの訃報を
目にしたときの驚愕と悲しみ…
享年67歳。
すごくサバサバした人で地域のボランティア活動に
尽くして尽くして、最後は独りで逝かれた立派な方でした。
もう一つは、Zさんよりずっと以前にこれまた
散歩の同伴を引き受けていたおじさん。
当時は一人で暮らされていたのですが
パーキンソン病の持病で歩行困難、
しかも2階の住居と屋外の間の階段昇降がどんどん難しくなり、
散歩の同伴を泣く泣くお断りしたのです。
しばらく前に、我が家の近くの老人ホームへ移って
暮らされている、という話をどこからか耳にし、
もう私のことなんて覚えてくれてないだろうな、と思いつつ
訪ねてみたのです。
始めの内はやっぱり誰か分からなかったようですが
話をする間に思い出してくれて。
また来るね、と話したら嬉しそうな笑顔を見ることができました。
嬉しかったな。
最近、老いについてよく考える様になった、歳かな…
by auriscuniculi
| 2015-11-25 01:31
| つれづれ